天板という選択肢
狭い部屋や隙間にぴったりの机が見つからない方へ|サイズ・形に合わせて作る方法
「この場所に机を置きたいのに、ちょうどいいサイズが見つからない」
そんな経験はありませんか?

↑壁と家具の間にピッタリと収まり、まるで作り付け家具のようなデスク
部屋の隙間や壁際、窓の前、収納スペースの一角など、
「ここに机があったら便利なのに」と思う場所は意外とたくさんあります。
ところが、家具店やネットショップで机を探してみると、
「幅があと5cm短ければ入るのに」
「奥行きが少し大きすぎる」
「この形なら入るけれど、デザインが気に入らない」
「欲しいサイズがそもそも売っていない」
そんなことも少なくありません。
既製品の中から探していると、
どうしても「置けるサイズに合わせる」か「少し妥協する」ことになりがちです。
でも、実はもうひとつ方法があります。
最初から完成した机を探すのではなく、
机の「板」と「脚」を別々に選んで、自分の場所に合わせてつくる方法です。
「ぴったりの机」が見つからないのは、あなたの部屋が悪いわけではありません
既製品の机は、できるだけ多くの人が使いやすいように、あらかじめ決められたサイズで作られています。
そのため、
幅100cmでは少し小さいけれど、120cmでは大きい
奥行き45cmなら置けるけれど、50cmの商品しかない
壁の形に合わせたい
柱や出っ張りを避けたい
部屋の一角を無駄なく使いたい
といった場合、ぴったり合う商品が見つからないことがあります。
特に、限られたスペースを有効に使いたい部屋では、
**「家具に部屋を合わせる」のではなく、「部屋に家具を合わせる」**という考え方が役立ちます。

↑テーブルサイズがお部屋に合わない
「机がない」のではなく、「既製品の机では合わない」のかもしれません
たとえば、幅115cmのスペースに机を置きたいとします。
100cmの机なら入る。
120cmの机は入らない。
すると、多くの場合は100cmの机を選ぶことになります。
でも、本当は115cmのスペースをそのまま使えたら、もっと広く使えるかもしれません。
そこで考え方を変えます。
「115cmの机を探す」のではなく、
「115cmの場所に合う天板をつくる」
という方法です。
天板に脚を組み合わせれば、机として使うことができます。
つまり、今まで「そんなサイズの机は売っていない」と諦めていた場所でも、
サイズを合わせてつくるという選択肢があります。
実は、机の上の「板」だけを選ぶことができます
ここで初めて、「天板」という言葉をご紹介します。
天板(てんばん・てんいた)とは、机やテーブルの上にある板の部分のことです。
今まで「机」としてひとつの商品を探していたものを、
天板 + 脚
と分けて考えると、選び方が大きく変わります。
天板を置きたい場所に合わせて選び、
そこに脚を組み合わせれば、自分の使いたい場所に合わせた机をつくることができます。
「机を探す」という方法しか知らなかった方にとって、
これは意外と便利な考え方かもしれません。

↑オーダー家具工場で作られた天板
サイズが合わないなら、サイズを合わせて考える
机選びで特に困りやすいのが、幅と奥行きです。
たとえば、
「幅110cmでは少し小さい」
「120cmだと大きい」
「奥行きは45cmまでにしたい」
という場合。
既製品だけで探すと、ちょうどいいものが見つからないことがあります。
そんなときは、
使いたい場所の寸法を測って、そのサイズに合う天板を考えることができます。
大切なのは、先に「売っている机のサイズ」を見るのではなく、
「自分の部屋では、どのくらいの大きさが使いやすいか」
を考えることです。
四角い机だけでなく、場所に合わせて形を考えることもできます
部屋によっては、単純な四角形では使いにくいことがあります。
たとえば、
壁の一部が出っ張っている
柱がある
部屋の角を有効に使いたい
窓や収納を避けたい
L字のような使い方をしたい
一般的なデスクとは違う場所に置きたい
そんなときも、完成品の机だけを探していると、なかなか答えが見つかりません。
だからこそ、
「どんな机を買うか」ではなく、「どんな形の天板があれば、この場所を使えるか」
と考えてみるのがおすすめです。
↑壁の凹凸に合わせた切り欠き加工

↑スペース有効活用のL字型

↑対面キッチンの腰壁の幅にピッタリ合わせたカウンターテーブル

↑オリジナルデザインのテーブル
「DIYは難しそう」という方にも
「板と脚を別々にする」と聞くと、
「自分で木材を切って作らないといけないのでは?」
と思うかもしれません。
もちろんDIYという方法もありますが、
自分で板を切ったり、きれいに加工したりするのが難しいと感じる方もいます。
そんな方に知ってほしいのが、
必要なサイズや形の天板を用意してもらう方法です。
自分で一から加工するのではなく、
自分の部屋に必要なサイズを考えて、そのサイズに合う天板を選ぶ。
これなら、DIYのハードルを下げながら、
既製品よりも自分の場所に合わせやすくなります。
「こんな場所にも机があったらいいな」を形に
たとえば、こんな場所です。
壁と壁の間のちょっとしたスペース
空いている幅をそのまま使って、作業スペースに。
窓の前
窓の大きさや位置に合わせて、ちょうどいい幅と奥行きを考える。
部屋の隅
市販のデスクでは使いにくい角を、作業スペースとして活用する。
収納の横や下
使っていなかったスペースを、パソコンデスクや作業台として使う。

↑壁スペースに合わせたデスク

↑壁面収納棚に合わせたサイズの天板
大切なのは、「既製品に合わせる」から「場所に合わせる」へ
今までの机選びは、
「売っている机の中から、自分の部屋に合うものを探す」
のが一般的でした。
でも、もうひとつ考え方があります。
「自分の部屋に合うサイズや形を決めて、それに合う天板を選ぶ」
という方法です。
これは、家具選びとDIYの間にあるような、新しい選択肢です。
「ぴったりの机がないから諦める」
その前に、
「天板を使って、自分のスペースに合わせる」
という方法を知っておいてください。
こんな方におすすめです
狭い部屋に机を置きたい
部屋の隙間を有効活用したい
デッドスペースを作業スペースにしたい
幅や奥行きが合う机が見つからない
既製品のサイズでは妥協したくない
変わった形の場所にも机を置きたい
自分で木材を切るDIYには自信がない
天板と脚を別々に選ぶ方法を知りたい
ひとつでも当てはまるなら、
「完成品の机を探す」以外の方法を検討してみてください。
天板という選択肢
ここまで読んで、
「天板って、自分の部屋に合わせて使えるんだ」
と思っていただけたでしょうか。
机は、必ずしも完成品をそのまま買う必要はありません。
天板と脚を組み合わせることで、
自分が使いたい場所、自分が必要なサイズ、自分が好きなデザインに近づけていくことができます。
そして、天板にはさまざまな素材や色、仕上げがあります。
「サイズは合うけれど、見た目が好みではない」
という場合も、天板の素材やデザインを選ぶことで、理想の空間に合わせやすくなります。
まずは、
「自分の部屋にはどのくらいの大きさの天板が必要なのか」
を測ってみるところから始めてみてください。
あなたの「ここに机があったらいい」を、サイズから考えてみませんか?
既製品を何度探しても見つからなかった場所でも、
サイズや形から考え直すことで、使えるスペースになるかもしれません。
「この隙間に机があれば」
「もう少し広い作業スペースがあれば」
「この場所を無駄なく使いたい」
そんなときは、天板という選択肢を思い出してください。

↑パソコンデスクの天板
関連ページ
「天板だけ欲しい」という方へ
→ デスクの天板だけ欲しい|好きなサイズ・形で作れるオーダー天板という選択肢
「どんな素材の天板を選べばいい?」という方へ
→ 傷に強くおしゃれな机を作りたい|天板の種類とメラミン化粧板をやさしく解説
デスクの天板だけ欲しい|好きなサイズ・形で作れるオーダー天板という選択肢
「デスクやテーブルの板だけ欲しい」
そう思ったことはありませんか?

市販のデスクを探していても、
「幅はちょうどいいけれど、奥行きが大きい」
「もう少しだけ長ければ使いやすい」
「この場所に入るサイズが見つからない」
「机はあるけれど、天板の色やデザインが好みではない」
そんなことがあります。
実は、机は完成品だけを選ぶ必要はありません。
机の上の板だけを選び、脚と組み合わせて使う方法があります。
その板の部分を「天板(てんばん・てんいた)」と呼びます。
そして天板には、既製品から選ぶだけでなく、必要なサイズや形に合わせてつくるという選択肢があります。

天板って何?
「天板」という言葉を初めて聞く方も多いかもしれません。
天板とは、デスクやテーブルの上面にある板のことです。
普段は「机」とひとまとめに考えていますが、分けて考えると、
天板 + 脚
というシンプルな構成になっています。
この考え方を知ると、今までとは違った机の探し方ができます。
「幅120cmのデスクを探す」のではなく、
「幅120cmの天板を選んで、それに合う脚を組み合わせる」
という考え方です。
これなら、既製品のサイズだけに縛られず、自分が使いたい場所に合わせて考えられます。
「デスクが見つからない」ときは、天板だけ探してみる
たとえば、部屋に幅115cmの空間があるとします。
100cmの机では少し小さい。
120cmの机では入らない。
これまでなら「ちょうどいい机がない」と諦めていたかもしれません。
でも、天板なら、
「115cmの場所に合う板を用意する」
という考え方ができます。
奥行きも同じです。
45cmなら置ける。
50cmでは大きい。
そんな場合も、必要な寸法から天板を考えていけば、スペースをより無駄なく使えます。
【画像②:100cm・115cm・120cmなど、サイズの違いを分かりやすく見せる図】
好きなサイズでつくれるということ
オーダー天板の大きな特徴は、**「売っているサイズから選ぶ」のではなく、「必要なサイズから考えられる」**ことです。
たとえば、
「幅115cmにしたい」
「奥行き45cmにしたい」
「もう少し長くしたい」
「部屋の壁いっぱいまで使いたい」
など、自分の使う場所や用途に合わせてサイズを考えることができます。
商品によって対応できる寸法は異なりますが、サイズを細かく指定できるオーダー天板なら、既製品よりもスペースに合わせやすくなります。
だからこそ、
「欲しいデスクがない」ではなく、「欲しいサイズの天板をつくる」
という選択肢が生まれます。
形も「四角いデスク」だけではありません
サイズだけではなく、置く場所によっては形も重要です。
たとえば、
部屋の角に置きたい
柱や壁の出っ張りを避けたい
L字のように使いたい
一部をカットしたい
普通のデスクでは使いにくい場所に置きたい
というケースです。
既製品の机では、こうした場所にぴったり合うものを見つけるのは簡単ではありません。
一方で、天板を「場所に合わせるもの」として考えると、家具選びの自由度が広がります。
「この部屋に合う机を探す」から、
「この部屋に合う天板を考える」へ。
この発想の違いが、大きなポイントです。
【画像③:コーナーや柱に合わせた形状の天板】
天板と脚を別々に選ぶメリット
天板と脚を分けて考えると、サイズ以外にも選択肢が増えます。
たとえば、
天板は、色や素材を重視する。
脚は、高さやデザインを重視する。
という選び方ができます。
「おしゃれな天板に、シンプルな脚を合わせる」
「木目調の天板に、細い脚を合わせる」
「広い天板にして、パソコンと作業道具を一緒に置く」
など、自分の使い方に合わせた組み合わせを考えられます。
完成品の家具では選びにくかった部分も、パーツを分けることで考えやすくなります。
【画像④:同じ天板に違う脚を組み合わせた比較】
DIYはしたい。でも、板を自分で切るのは難しい
「天板と脚を別々にする」というと、DIYを思い浮かべる方もいるかもしれません。
もちろん、自分で材料を買って加工する方法もあります。
ただ、
「板をきれいに切るのが難しい」
「工具を持っていない」
「切断した部分をきれいに仕上げられるか不安」
「失敗したくない」
という方も少なくありません。
そんなときに知っておきたいのが、必要なサイズの天板をつくってもらう方法です。
自分で材料を加工するのではなく、
「この場所に、このくらいのサイズが欲しい」
と考えて、天板を用意する。
その天板に脚を組み合わせれば、自分のスペースに合わせたデスクとして使えます。
まずは「置きたい場所」を測ってみましょう
オーダー天板を考えるとき、最初にすることは難しいことではありません。
机を置きたい場所のサイズを測ることです。
測るポイントは、基本的には
幅
奥行き
です。
壁際なら、左右の壁までの幅を測ります。
隙間なら、実際に使えるスペースの幅を測ります。
窓や収納、柱などがある場合は、それらに当たらないかも確認します。
そして、
「ここまでなら入る」
という最大寸法だけでなく、
「このくらいあると使いやすい」
というサイズも考えてみましょう。
【画像⑤:メジャーで幅・奥行きを測っている写真】
サイズを決めるときに考えたいこと
ただスペースに入ればいい、というわけではありません。
デスクとして使うなら、
「パソコンを置くのか」
「ノートを書きたいのか」
「ミシンや模型などの作業をするのか」
「食事にも使いたいのか」
など、用途によって必要な広さが変わります。
たとえばパソコン作業なら、モニターやキーボードを置いたときに窮屈にならないか。
作業台なら、道具や材料を広げるスペースがあるか。
暮らしの中で使うテーブルなら、椅子を引いたときのスペースも必要です。
「入るサイズ」ではなく、「使いやすいサイズ」を考えること。
これが天板選びの大切なポイントです。
オーダー天板なら、既製品では難しかった場所にも
「あと3cm短ければ入るのに」
「あと5cm奥行きがあれば使いやすいのに」
そんな経験がある方には、天板をサイズから選ぶ方法が向いています。
既製品は、あらかじめ決められたサイズから選ぶもの。
オーダー天板は、対応できる範囲の中で、自分の使いたい場所や用途に合わせてサイズを考えるものです。
その違いだけでも、机の選び方は大きく変わります。
オーダーだからこそ、「自分のためのデスク」を考えられる
オーダーという言葉を聞くと、
「難しそう」
「家具に詳しい人向けでは?」
と思うかもしれません。
でも、考えることは意外とシンプルです。
どこに置くか。
どのくらいの大きさが必要か。
どんな使い方をしたいか。
どんな見た目にしたいか。
この4つを考えていけば、自分に必要な天板が見えてきます。
「家具を選ぶ」というより、
「自分の場所に合う机を考える」
という感覚です。
こんな方におすすめです
デスクの板だけ欲しい
既製品ではサイズが合わない
幅や奥行きを細かく決めたい
部屋の隙間を無駄なく使いたい
壁際にぴったりのデスクを置きたい
変形した場所に机を置きたい
DIYはしたいけれど、板の加工は難しい
天板と脚を別々に選びたい
自分の好きなデザインの机をつくりたい
ひとつでも当てはまるなら、
「完成品の机を探す」という方法だけに絞らず、天板から考えてみてください。
「天板を選ぶ」という新しいデスクやテーブルのつくり方
今まで知らなかった方にとって、
「天板だけ買う」
というのは、少し意外な選択肢かもしれません。
でも、
天板 + 脚
と分けて考えることで、サイズもデザインも、自分の使い方に合わせて考えやすくなります。
「この場所に机が欲しい」
そう思ったときに、まず完成品を探す。
それで見つからなかったら、諦める。
その間にもうひとつ、
「天板を選んで、机をつくる」
という方法があります。
これが、既製品ではなかなか見つからない「自分の場所に合う机」を考えるための、ひとつの選択肢です。
よくある質問
天板だけ購入することはできますか?
天板単品として販売されている商品があります。天板と脚を別々に選べるため、自分の用途や設置場所に合わせてデスクを考えやすくなります。
オーダー天板は好きなサイズにできますか?
商品によって対応可能なサイズや形状が異なります。注文前に対応寸法や加工内容をご確認ください。
DIYが苦手でも使えますか?
天板と脚を組み合わせる方法なら、木材を一から切断・加工するDIYとは異なる方法でデスクをつくることができます。必要な加工内容や組み立て方法は商品ごとにご確認ください。
天板にはどんな素材がありますか?
天板にはさまざまな素材があります。木の風合いを楽しめるものや、デザイン性を重視したもの、傷や汚れへの強さを考えたものなど、それぞれ特徴が異なります。
素材について詳しく知りたい方は、次のページをご覧ください。
天板には「素材」という選び方もあります
サイズが決まったら、次に気になるのが、
「どんな天板にするか」
です。
同じサイズでも、素材や色、表面の仕上げによって、見た目も使い心地も変わります。
「できるだけ傷に強いものがいい」
「おしゃれな木目にしたい」
「汚れを気にせず使いたい」
そんな希望から選ぶこともできます。
天板の素材については、こちらで詳しく紹介しています。
傷に強くおしゃれな机を作りたい|天板の種類とメラミン化粧板をやさしく解説
【画像⑥:さまざまな色・木目・素材の天板を並べた写真】
あなたの部屋に合う「一枚」を考えてみませんか?
机を探しても、どうしてもサイズが合わない。
そんなときは、「デスクがない」のではなく、
**「完成品のデスクでは、ちょうどいいものが見つからない」**だけかもしれません。
天板という選択肢を知ると、
「幅115cmにしたい」
「奥行き45cmにしたい」
「この壁いっぱいを使いたい」
「この場所だけ少し形を変えたい」
という希望から、机を考えられるようになります。
既製品に部屋を合わせるのではなく、
部屋に合わせて机を考える。
そのための方法のひとつが、オーダー天板です。
まずは、机を置きたい場所の幅と奥行きを測るところから始めてみてください。
【画像⑦:完成したデスクを実際の生活空間で使っている写真】
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傷に強くおしゃれな机を作りたい|天板の種類とメラミン化粧板をやさしく解説
傷に強くおしゃれな机を作りたい|天板の種類とメラミン化粧板をやさしく解説
「おしゃれな机やテーブルが欲しい」
「毎日使うものだから、できるだけ傷や汚れを気にせず使いたい」
「見た目も使いやすさも、どちらも妥協したくない」
そんな方は、家具のサイズだけでなく、天板の素材にも注目してみてください。

天板とは、デスクやテーブルの上にある板のことです。
実はこの天板には、木の風合いを楽しめるものや、さまざまな色や柄を選べるものなど、いろいろな種類があります。
その中のひとつが、メラミン化粧板です。
名前は少し難しそうですが、家具やテーブルなどで使われている身近な素材のひとつです。
このページでは、素材に詳しくない方にも分かるように、
「天板にはどんな種類があるのか」
「メラミン化粧板とは何なのか」
「どんな人に向いているのか」
をやさしくご紹介します。
【画像①:おしゃれなデスクとダイニングテーブルの完成写真】
天板は「大きさ」だけでなく「素材」でも選べます
これまでのページでご紹介したように、天板はサイズや形を合わせて選ぶことができます。
でも、もうひとつ大切なのが素材です。
たとえば同じサイズの天板でも、
木のぬくもりを感じるものにするのか。
シンプルでスタイリッシュなものにするのか。
木目や色をインテリアに合わせるのか。
日常的な使いやすさを重視するのか。
選ぶ素材によって、仕上がりの印象は変わります。
だから、
「何cmの天板にするか」だけでなく、
「どんな天板にするか」
も考えてみましょう。
天板にはどんな種類がある?
代表的なものとして、無垢材、集成材、化粧板などがあります。
無垢材
天然の木を使った素材で、木そのものの風合いや質感を楽しみたい方に向いています。
木の種類によって、色や木目、雰囲気が異なるのも魅力です。
集成材
複数の木材を組み合わせて一枚の板にしたものです。
木の質感を楽しみながら、家具やテーブルなどに使われています。
化粧板
板の表面に化粧材を使い、さまざまな色や柄を表現したものです。
木目だけでなく、単色や石目調などもあり、インテリアに合わせて選びやすいのが特徴です。
そして、この化粧板のひとつとして知られているのが、メラミン化粧板です。
【画像②:木目・単色・石目調など異なる天板の見た目を比較】
メラミン化粧板って何?
「メラミン化粧板」という名前を聞いても、何のことか分からない方がほとんどだと思います。
簡単にいうと、表面にメラミン樹脂を使った化粧材を貼った板材です。
難しく考える必要はありません。
イメージとしては、
「いろいろな色や柄を表現できて、家具などの表面材として使われる板」
と考えると分かりやすいでしょう。
木目調なら木の雰囲気を取り入れられます。
白や黒などの単色なら、シンプルですっきりした印象にできます。
石目調などを選べば、また違った雰囲気のテーブルにできます。
つまり、見た目の選択肢が豊富なのも、メラミン化粧板の魅力のひとつです。
「傷に強い」「お手入れしやすい」と言われるのはなぜ?
デスクやテーブルは、毎日使う家具です。
パソコンを置いたり、物を書いたり、食事をしたり。
だからこそ、見た目だけでなく、日常的な使いやすさも気になります。
メラミン化粧板には、表面の硬さや耐摩耗性など、日常使用を考えた特性を持つ製品があります。
そのため、デスクやテーブル、カウンターなど、日常的に触れる家具の表面材として利用されています。
ただし、すべてのメラミン化粧板が同じ性能というわけではありません。
傷への強さや耐熱性、耐水性などは商品によって仕様が異なるため、実際に選ぶときは商品ごとの性能を確認することが大切です。
「傷がつかない素材」というより、
「毎日使う家具だから、表面の使いやすさも考えて選ぶ素材」
と考えると分かりやすいでしょう。
【画像③:実際にデスクやテーブルとして使われている写真】
おしゃれな天板にしたいなら、色や柄にも注目
天板選びでは、素材だけでなく、色や柄も大切です。
たとえば、
ナチュラルな木目
やわらかく、落ち着いた空間に。
濃い木目
重厚感のあるインテリアに。
ホワイトやブラック
シンプルで現代的な雰囲気に。
石目調
少し上品で存在感のあるテーブルに。
このように、天板の見た目は部屋全体の印象にも関わります。
「使いやすければ何でもいい」ではなく、
「毎日使うからこそ、好きな見た目を選ぶ」
という考え方も大切です。
【画像④:同じ形の天板で、木目・白・黒・石目などを比較】
デスクだけでなく、テーブルにも使える
天板を選ぶという考え方は、パソコンデスクだけのものではありません。
たとえば、
ダイニングテーブル
家族で食事をする場所に。
リビングテーブル
部屋の雰囲気に合わせたテーブルに。
カウンターテーブル
キッチンや壁際のスペースに。
作業台
仕事や趣味、手作業のためのスペースに。
同じ「天板」でも、使い方によって必要なサイズや素材は変わります。
だからこそ、
どこで使うか → どのくらいの大きさか → どんな見た目がいいか
の順に考えると選びやすくなります。
「ぴったりのサイズ」と「好きな素材」を組み合わせる
ここまで読んでいただいた方なら、天板には、
サイズを合わせる
という方法だけでなく、
素材や色、柄を選ぶ
という方法もあることが分かってきたと思います。
たとえば、
「幅115cmの場所に置きたい」
という希望に加えて、
「木目調がいい」
「傷や汚れを気にせず使いたい」
「部屋に合う色にしたい」
という希望もあります。
既製品のデスクやテーブルでは、すべての条件がちょうど合うものを見つけるのは簡単ではありません。
そんなときに、
「天板をサイズから選び、素材も選ぶ」
という考え方が役立ちます。
天板選びで大切なのは「正解」より「使い方」
「結局、どの素材が一番いいの?」
と思うかもしれません。
でも、すべての人にとって同じ素材が一番というわけではありません。
木の風合いを楽しみたい人。
おしゃれな柄を選びたい人。
日常の使いやすさを重視したい人。
仕事用のデスクとして使いたい人。
ダイニングテーブルとして使いたい人。
大切なのは、
「自分はどこで、何に使うのか」
を考えることです。
それが決まれば、サイズ、形、色、柄、素材も選びやすくなります。
メラミン化粧板も「天板という選択肢」のひとつ
メラミン化粧板という名前を初めて知った方もいるかもしれません。
今まで「机」や「テーブル」としてしか見ていなかった家具も、
天板という視点から見ると、選び方が変わります。
サイズを合わせる。
形を合わせる。
色や柄を選ぶ。
素材を選ぶ。
そして脚と組み合わせる。
こうした選択肢を知っておくだけでも、家具選びの幅は広がります。
「既製品ではちょうどいいものが見つからない」
そんなときには、天板から考えてみる方法があることを思い出してください。
【画像⑤:空間にぴったり合ったデスクまたはダイニングテーブルの完成写真】
あなたの部屋には、どんな天板が合いますか?
まずは、
どこに置くか。
何に使うか。
どんな大きさが必要か。
どんな雰囲気にしたいか。
を考えてみてください。
「この場所に机を置きたい」
「このサイズのテーブルが欲しい」
「この部屋に合う木目にしたい」
そんな具体的な希望が見えてきたら、天板を選ぶことが楽しくなってきます。
デスクも、ダイニングテーブルも、カウンターも。
完成品を探すだけではなく、天板から考える。
それも、自分の空間に合う家具をつくるためのひとつの方法です。
関連ページ
狭い部屋や隙間にぴったりの机が見つからない方へ|サイズ・形に合わせて作る方法
デスクの天板だけ欲しい|好きなサイズ・形で作れるオーダー天板という選択肢

























