棚板の耐荷重強度

2022/07/09

オーダーメイドで作る棚板のハシゴ状の構造と量販品のパーティクルボードシート貼り棚板の荷重強度比較実験

【ユーチューブ動画】

棚板耐荷重実験

体重約70kgの人が上がっての強度比較実験

左は量販品棚板パーティクルボードが内部構造基板で表面にシート貼り加工の棚板パネル

右は当社製作のポリエステル化粧合板棚板ハシゴ状の木芯材が内部構造のノンスチレンポリエステル化粧合板使用の棚板パネル新築やリフォーム、造り付け家具を作る時に多く使用されているプロ仕様の特注棚板です。

パーティクルボードとポリ板の棚板比較

パーティクルボードシート合板の破損、欠け

パーティクルボードを棚板に使用した場合の耐荷重は低い

丈夫な棚と耐荷重が低く強度不足の棚

パーティクルボードのタワミや折れ破損

パーティクルボード棚の繊維が欠損、破損

棚板の強度、荷重比較実験

実験のようにパーティクルボードが破損する理由は構造にあります。パーティクルボードは廃材等の木材を細かく砕いた破片を接着剤で固めて成型した板ですから木の繊維が通っていません。繊維が通っていないために破損やタワミ癖が付きやすい構造です。

設置時は平らですが日時の経過で簡単にタワミ癖がつきます。パーティクルボードの棚板は長期の使用には不適な素材です。

建物建築時に造り付け家具製作や現場取り付けに従事している木工所や建具店はパーティクルボードの特徴が分かっていますから棚板の基材には使用しません。

木芯材の棚板パネルは木の繊維が通っているためにタワミ癖が付きにくく、実験のように簡単に折れたりはしません。建物と同じ寿命で使い続ける事ができます。

当社ではパーティクルボードは梱包補強板枠に使用しています。お客様が荷物の開封後に板枠を処分する際にノコギリを使わないでポキンと短く折って処分する事ができる特徴を利用しています。

棚板の耐荷重

棚板の耐荷重